卒業生の声

西堂 愛さん(鳥取大学 医学部医学科)

私の入学時の偏差値は50でした。そんな私が国立大医学部に行こうだなんて、今考えると限りなく遠い夢を追っていたんだなぁと思います。それでも私はどうしても医師になりたかったし、「こんな私でも医学部に行ける」ということを証明したいという思いもありました。

合格のために私がやったことは特別なことではなく、ただ目の前の課題を一つ一つ克服していくことでした。毎日の授業を聞いて宿題をすること、分からないことは先生に質問に行くこと。受験直前期、点数が伸びず何度も涙しました。それでも泣いた後に前に進むためにやることは同じ。目の前の課題を克服するために一生懸命やること。そうしてやっているうちに、気がついたら合格していました。合格した時は、嬉しくて泣いていました。

私が目の前のことに一生懸命になれたのは、支えてくれる人達がたくさんいたからです。特によき友人がいたことは、私の最大の強みでした。競い、励まし、それぞれの目標を一緒に追ったみんなには、言葉では言い表せないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。

今、近大豊岡での3年間を「楽しかった」と言い切れるのは、夢であった合格を手にし、医学部という新たなスタートから受験を振り返っているからかもしれません。合格はただのスタートであり、これから私は医師として、人間としてもっともっと成長していく必要があります。でも、18歳の私がの姿が後輩達に、届かないくらい遠くに見える夢を追いかける勇気を与えられたらいいなと思います。

2012西堂