山下 浩基さん ( 期卒業生)

近畿大学付属豊岡高等学校で過ごした時間は、たくさんの友人や、個性豊かで人間味のある先生方と多く出会えたことと同時に、自分にとって、とても大きな目標を定めることができた3年間でした。

その大きな目標とは「教員になる」ということです。

入学当初はなかなか成績も伸びず、悩む時期がありましたが、友人や先生方に聞きながら学習していくと、みるみるうちに成績が上がり、教えられていた立場から教える立場になることが増えました。

そこから学習が楽しいと感じることができたと同時に、”教えることの楽しさ”、努力して続ければできるようになる”達成感”等といった体験をたくさんすることができ、将来への目標「教員になる」ことを、定めることができました。

近畿大学に進学してからは、学部の勉強はもちろんですが、教職の授業を多く受講したり、アルバイトを通して様々な経験を積み重ねていきました。

特にいい経験をしたのが、近畿大学にある教職サークル「教職ナビ」に入ったことでした。ここでは、自分の専門の教科だけでなく、さまざまな教科・校種の教員を目指している仲間と多く出会うことができ、その仲間たちとロールプレイやレク等の活動、学習を共に進め、刺激し合いながら、充実した毎日を送ることができました。

また、多くの仲間と触れ合うことで、教員になった時の将来像を自分だけの考えだけではなく、色々な仲間の価値観等を感じながら、深めていくことができました。

現在は地元関西を離れ、神奈川県で教員生活をしています。まだまだ未熟な部分が多々あるので、困難なこと、業務の多さ等に苦戦していますが、念願の教員として働くことができている毎日が充実しています。

ここにきて社会人になるまでに様々な経験をして、しっかりと目標を定め、その目標に向かって頑張ることが大切であることを改めて感じ、次の目標に向かって、毎日頑張っています。

これから先、大学進学や就職を目指すなど、その人にとって大きな進路が待っていると思います。ぜひ様々な経験をしながら、しっかりと目標を定め、その目標に向かって頑張ること、貫き通すことを願っています。

CIMG1040