私がこのように志望校に合格し、夢への一歩を踏み出せることができたのは、母校での6年間があったからです。
 特に中学に入った当初は成績が悪く、自分なりに頑張ってもなかなか伸びませんでした。その中で一番支えてもらったのは熱心な先生方の存在でした。勉強でわからないことや悩みがあれば、どんなことでも親身に相談に乗ってくださいました。また、生徒が勉強しやすいようにと休日も自習室を用意してくださり、夜遅くまで学校で勉強できる環境を整えてくださいました。その環境を生かしながら努力を積み重ね、最後の最後まで支えてくださった先生方のおかげで、大学進学という次のステージに進めることができました。
 ここで学んだことは勉学だけではない、もっと大切なものを得ることができました。とにかく熱い先生が多い、だからこそ勉強はもちろんですが、人として大切なこと、耳の痛いことをたくさん言ってくださいました。その中で得たものはこれからも大切にしていかなければいけないことばかりです。
 さらに、母校は、近梅祭、勉強合宿、年2回の遠足や球技大会などあり行事が豊富です。その多くの行事を取り組んできたからこそ、楽しかったこと、苦しかったことも今となっては私自身を成長させてくれたものばかりです。また、その中で友人と苦楽を共にしたことで、その友人たちが今でもかけがえのない存在になっています。
 将来医師として、母校そして故郷に恩返しができるように大学生活を送りたいと思っています。医師になりたいという私の気持ちを最後まで後押ししてくださった先生、そして応援してくれる素敵な後輩をつくってくださった母校には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

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